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登山用品とアウトドアブランド一覧 - 人気の登山装備 〜ベストギア

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山の名著

山の名著

山との関わり方として、本もその一つです。
名著と言われ、長年読まれ続けている本「小説・遺稿集」を集めました。
キャンプでチェアに座って、テントの寝袋に入って睡眠前に読むにも絶好の本だと思います。
ガイドブックとは異なる“山”を楽しんでみてはいかがでしょうか。



単独行

加藤文太郎
山と渓谷社(ヤマケイ文庫)

1930年代前半、高峰の冬期登山が一般的ではなかった時代にたったひとりで厳寒の北アルプスを駆け抜け、「不死身の加藤」との異名をとった加藤文太郎。風雪の槍ヶ岳北鎌尾根に消えたその生涯は、新田次郎の小説『孤高の人』でも知られているが、彼の真実は残された著作にある。本書は遺稿集『単独行』は編集し直し、詳細な解説を加えた決定版。

第1章 単独行について(単独行について/冬・春・単独行ー八ヶ岳/乗鞍岳/槍ヶ岳/立山/奥穂高岳/白馬岳 ほか)/第2章 山と私(私の登山熱/山と 私 ほか)/第3章 厳冬の薬師岳から烏帽子岳へ(初冬の常念山脈/槍ヶ岳・立山・穂高岳ーA槍ヶ岳・唐沢谷/B立山/C奥穂高・唐沢岳・北穂高 ほ か)/第4章 山から山へ(北アルプス初登山/兵庫立山登山 ほか)/加藤・吉田両君遭難事情及前後処置/後記

・サイズ:文庫
・ページ数:349p
・ISBNコード:9784635047258


風雪のビヴァーク

松涛明
山と渓谷社(ヤマケイ文庫)

新編集で解き明かした、希代のアルピニスト松濤 明。「一月六日 フーセツ 全身硬ッテ力ナシ…」。凍える指先で綴られた手帳の文字は、行動記録から、やがて静かに死を待つ者の遺書へと変わってゆく。迫 り来る自らの死を冷静に見つめた最後の文章は、読む者の心をつかんで離さぬことだろう。
この壮絶な遺書のみがクローズアップされがちな同書だが、本書では山岳史研究家の遠藤甲太氏が解説を加え、人間・松濤明の素顔と、氏の登攀史上の業績を明らかにする。松濤明の残した記録の数々を、新しい視点で読み直すための絶好の書。

「一月六日フーセツ全身硬ッテ力ナシ…」。凍える指先で綴られた行動記録は、やがて従容として死に就こうとする者の遺書へと変わってゆく。動けなくなった 岳友の傍らで死を覚悟し、壮絶な手記を残した風雪の槍ヶ岳北鎌尾根に逝った松涛明。彼が残した珠玉の紀行とエッセイを再編集し、解説を加えて現代によみが えらせた『新編・風雪のビヴァーク』がついに文庫化。

一九三八年(昭和十三年)/一九三九年(昭和十四年)/一九四〇年(昭和十五年)/一九四一年(昭和十六年)/一九四二年(昭和十七年)/一九四三年(昭 和十八年)/一九四四~一九四六年(昭和十九~二十一年)/一九四七年(昭和二十二年)/一九四八年(昭和二十三年)/風雪のビヴァーク-一九四八~一九 四九年(昭和二十三~二十四年)

・サイズ:文庫
・ページ数:389p
・ISBNコード:9784635047265




処女峰アンナプルナ 最初の8000m峰登頂

モリス・エルゾーグ/近藤等
山と渓谷社(ヤマケイ文庫)

これを読まずに山の文学は語れない!山が好きな人なら読んでおくべき1冊。
1950年6月5日、モーリス・エルゾーグを隊長とするフランス隊は、約3カ月間にわたる苦闘の末にヒマラヤ山脈・アンナプルナ1峰の頂上に立った。
これは、人類として初の8000m峰登頂であった。しかしその栄誉の代償として、登攀隊員たちは下山中に嵐につかまり、生死の境をさまようことになる。
本書は、初登頂にいたる過程と、生還に向けての凄惨なまでの脱出行を描いたベストセラーを文庫化したもの。
山岳評論誌『岩と雪』(休刊中)の元編集長・池田常道氏の解説により、人類の8000m峰挑戦への軌跡が解説されている。

1950年6月5日、エルゾーグを隊長とするフランス登山隊は、標高8091メートルのアンナプルナ頂上に人類初の足跡を印した。未知の山域で、幾多の偵 察を重ねた上での歓喜の登頂。しかし遅すぎた登頂の代傷として、下山中に嵐につかまり、隊員たちは生死の境をさまようことになる。初登頂を支えた隊員たち の友情と、生還に向けての凄惨な脱出行を描いた不朽の名著。

出発準備/ヒマラヤ/知られざる渓谷/ダウラギリ東氷河/アンナプルナを求めて/作戦会議/ミリスティ・コーラ/北西ピーク/アンナプルナ/鎌/第二キャ ンプ/突撃/一九五〇年六月三日/氷雪の割れ目/なだれ/撤退/レテの森/稲田のなかの行軍/ゴラクプール/他のアンナプルナがある

・サイズ:文庫
・ページ数:377p
・ISBNコード:9784635047432


ナンガ・パルバート単独行

ラインホルト・メスナー/横川文雄
山と渓谷社(ヤマケイ文庫)

1978年、ラインホルト・メスナーは、それまで誰も成し得なかった8000m峰の完全単独登頂に成功する。8000m峰14座全山完登など、ヒマラヤで のあらゆるタイトルを手中にして「超人」の名をほしいままにしたメスナーの記録のなかでも、最大の金字塔とも言うべき登攀が、このナンガ・パルバート単独 行だ。本書は単なる登攀記にとどまらず、メスナーが自らの内面を深く描いた作品として多くの岳人に読みつがれてきた山の名著
1978年8月6日。ラインホルト・メスナーは15kgのザックを背に、ひとりでベースキャンプをあとにした。目標はナンガ・パルバート、ディアミール 壁。標高差約4000mの岩と氷の壁に挑んだ彼は、幻覚に悩まされながらも登頂し、死と隣り合わせの5日間を生き抜いて、帰還する。人類初の8000m峰 完全単独行に成功した彼が、ヒマラヤ登山の常識を覆した登攀のすべてと自己の内面を鋭く描いた代表作。

ナンガ(一人の男と一つの山/黒い孤独 ほか)/ティケ(夢は生きる/独り歩き ほか)/ディアミール(白い孤独/人の声 ほか)/ナンガ・パルバートの25年(ナンガ・パルバート年表/遠征隊一覧/登頂者一覧/一九三二年から三九年、悲劇の歴史 ほか)

・サイズ:文庫
・ページ数:380p
・ISBNコード:9784635047296




氷壁

井上靖
新潮社(新潮文庫)

奥穂高の難所に挑んだ小坂乙彦は、切れる筈のないザイルが切れて墜死する。小坂と同行し、遭難の真因をつきとめようとする魚津恭太は、自殺説も含め数々の 臆測と戦いながら、小坂の恋人であった美貌の人妻八代美那子への思慕を胸に、死の単独行を開始する…。完璧な構成のもとに雄大な自然と都会の雑踏を照応さ せつつ、恋愛と男同士の友情をドラマチックに展開させた長編小説。

・サイズ:文庫
・ページ数:633p
・ISBNコード:9784101063102




私の南アルプス

不破哲三
山と渓谷社(ヤマケイ文庫)

山を舞台に、しかも玄人好みの南アルプスに、毎夏、通っていたころの山の紀行文を集めた読みもの。
3部で構成されており、序章に「山への思いを語る」と題して、まず山の魅力、特に丹沢 から道志、そして南アルプスに惹かれた経緯が述べられます。続いて1部は「南アルプス縦走の日々」として、甲斐駒ヶ岳や北岳などの北部から聖岳、光岳など の南部まで4回に分けて縦走した山行の紀行が綴られ、2部は「花と歴史と展望と」と題して、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、白峰三山と各山域ごとに取り上げ、 その特徴を綴ったエッセイとなっています。
初見参の仙丈ガ岳に始まって“取り”の甲斐駒ガ岳まで、10年間にわたった日本共産党委員長の南アルプス巡礼。花と展望と森林、そして人々との出会いと…。一山一山心をこめて綴られた珠玉の夏山紀行。

・サイズ:文庫
・ページ数: 270p
・ISBNコード:9784635047371





資料

『山と渓谷』 2002年11月号の特集『山の名著を親しむ』
・アイスクライミング Y.シュイナード/著 山と渓谷社 1980 小説
・いまだ下山せず! 泉 庸子/著 宝島社 1994  ノンフィクション
・狼は帰らず 佐瀬稔/著 山と渓谷社 2000 ノンフィクション
・狼は瞑(ねむ)らない 樋口明雄/著 角川春樹事務所 2000 小説
・おれたちの頂 堀内夏子/著 講談社 1990 漫画
・回想の山道―私の山行ノートから 不破哲三/著 山と渓谷社 1993 エッセイ
・神々の山嶺 上下 夢枕獏/著 集英社 1997 小説
・傷だらけの百名山 加藤久晴/著 リベルタ出版 1994 ノンフィクション
・北八ツ彷徨 山口耀久/著 創文社  紀行
・樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物 山渓ハンディ図鑑 茂木透/写真 山と渓谷社 2001 図鑑
・樹に咲く花 離弁花 1,2 山渓ハンディ図鑑 茂木透/写真 山と渓谷社 2000  図鑑
・銀嶺の人 上下 新田次郎/著 新潮社 1978  小説
・羆嵐 吉村昭/著 新潮社 1980 小説
・クライミング・フリー リン・ヒル/著 光文社 2002 海外
・高熱隧道 吉村昭/著 新潮社 1977 小説
・強力伝・孤島 新田次郎/著 新潮社 1988  小説
・孤高の人 上下 新田次郎/著 新潮社 1977 小説
・山岳省察(今西錦司全集1) 今西錦司/著 講談社 1977 小説
・死のクレバス ジョー・シンプソン/著 岩波書店 1991 海外
・処女峰アンナプルナ モーリス・エルゾーグ/著 白水社 1987 海外
・白きたおやかな峰 北杜夫/著 新潮社 1979 小説
・白き嶺の男 谷甲州/著 集英社 1995 913. 小説
・青春の源流1-4 森村誠一/著 講談社 1983 小説
・生と死の分岐点 ピット・シューベルト/著 山と渓谷社 1997 海外
・空と山のあいだ 岩木山遭難・大館鳳鳴高生の五日間 田澤拓也/著 TBSブリタニカ 1999 ノンフィクション
・ソロ 単独登攀者山野井泰史 丸山直樹/著 山と渓谷社 1998 人物ルポ
・たった一人の山 浦松佐美太郎/著 平凡社 1998 紀行
・谷川岳 生と死の条件 瓜生卓造/著 中央公論社  ノンフィクション
・旅をする木 星野道夫/著 文芸春秋 1995 エッセイ
・単独行 加藤文太郎/著 二見書房 1981 紀行
・夏の旅人 森詠/著 中央公論社 1987 小説
・七つの最高峰 ディック・バス/〔ほか〕著 文芸春秋 1995 海外
・ナンガ・パルバート単独行 ラインホルト・メスナー/著 山と渓谷社 1981 海外
・日本登山記録大成1-20 山崎安治/編集責任 同朋舎 1983 記録集
・「日本百名山」の背景 深田久弥・二つの愛 安宅夏夫/著 集英社 2002 ノンフィクション
・激しすぎる夢 「鉄の男」と呼ばれた登山家・小西政継の生涯 長尾三郎/著 山と渓谷社 2001 ノンフィクション
・ヒマラヤアルパイン・スタイル アンディ・ファンショウ、スティーブン・ヴァナブルズ/共著 山と渓谷社 1996  海外
・氷壁 井上靖/著 新潮社 1983 小説
・北壁の死闘 ボブ・ラングレー/著 東京創元社 1993 海外
・星と嵐ー六つの北壁登行 ガストン・レビュファ/著 白水社 1987 海外
・ミニヤコンカ奇跡の生還 松田宏也/著 山と渓谷社 1983 ノンフィクション
・夢幻の山旅 西木正明/著 中央公論社 1994 小説
・明治の山旅 武田久吉/著 平凡社 1999  紀行
・野生のうたが聞こえる アルド・レオポルド/著 講談社 1997 自然保護
・山靴の音 芳野満彦/著 二見書房 1971  ノンフィクション
・山ー随想ー 大島亮吉/著 朋文堂 1958 紀行
・山で死なないために 武田文男/著 朝日新聞社 1987 ノンフィクション
・山と雪の日記 板倉勝宣/著 朋文堂 1958 紀行
・山の絵本 尾崎喜八/著 岩波書店 1993 紀行
・山の憶い出 上下 木暮理太郎/著 平凡社 1999 紀行
・新選・山のパンセ 串田孫一/著 岩波書店 1995 紀行
・よあけ ユリー・シュルヴィッツ/作・画 福音館書店 1980 絵本
・ラインホルト・メスナー自伝 ラインホルト・メスナー/著 TBSブリタニカ 1992 海外
・忘れられた日本人 宮本常一/著 岩波書店 1984 民俗学
・私の南アルプス 不破哲三/著 山と渓谷社 1998 紀行


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